耳切山から荒川への道(2014.04.14)
それでは、耳切山から荒川高原へは、どこまで行けるか?と確認しに行ってきた。途中、数カ所難所があったが強引に進んだものの、この画像の先は無理だと判断。 しかし、どうにか辿り着いたここは、早池峯山と薬師岳が見渡せる場所だったので、そういう点では満足の行った日だった。 昨日よりも今日の方が空気が綺麗なのか、早池峯と薬師はクッキリ見えた。 こうして早池峯を見ると、まだ冬が続いているのだとわかる。...
View Article遠野不思議 第八百三話「モズ(百舌)」
「百鳥の音を真似る」から百舌と書いて「モズ」というが「百舌勘定」の言葉があるように、他の鳥を騙して自分は一銭も払わなかった事から、二枚舌の更なる上の百舌かとも思える。百舌の速贄は有名だが、別に「百舌の磔」とも云う。子供の頃、手塚治虫の漫画で百舌の速贄を示唆する話が、少し怖かった思い出がある。 「日本書紀...
View Article遠野不思議 第八百三話「ムクドリ(椋鳥)」
ムクドリはこの時期、田起しなどをすると虫が表面に出たりするので、集団で虫を食べに来たりする。桜の時期になると、たまに桜の咲きが悪い時は、桜の蕾がカラスに食われたから。いやいや、ムクドリに食われたなどの話を聞く事がある。...
View Article遠野不思議 第八百四話「八泉神社」
不動尊を祀る、八泉神社。詳細は不明。 上郷町にある、小さな社の神社となる。 社の内部は、中心に不動明王を配し、左右の脇侍として、左に弥都波能売神、右に大荒神を祀る。 外には、社の背後に不動尊の石塔と、山神と月神が配されている。
View Article十六夜(いざよい)の月2014.04.16
昨日の十五夜は、雲の為に昇り立ての満月は見えなかったので、今日の十六夜の月だけはと見てきた。 撮影位置によって、六角牛山と月の位置が変わってしまう。 そして、昇り立ては真っ赤な月だった。
View Article遠野不思議 第八百五話「ヒヨドリ(鵯)」
ウィキペディアによれば、ヒヨドリの鳴き声は「ヒーヨ! ヒーヨ!」と甲高く、和名はこの鳴き声に由来するという説があるが「卑しい鳥」と書いて「鵯(ヒヨドリ)」とは、どういう意味であろうか?年がら年中居座って、作物を荒す為に害鳥指定になっているから、農家にとっては確かに卑しい鳥と思うのかもしれない。しかし、平安時代でのヒヨドリは貴族の間で飼われていた歴史があった。...
View Article「遠野物語拾遺125(宝竜ノ森)」
字栃内林崎にある宝竜ノ森も同じ様な場所である。宝竜の森の祠は鳥居とは後ろ向きになっている。森の巨木には物凄く太い藤の蔓が絡まり合っており、ある人が参詣した時この藤がことごとく大蛇に見えたともいわれる。佐々木君も幼少の頃、この祠の中の赤い権現頭を見て、怖ろしくて泣いたのをはっきり覚えていると言う。 「遠野物語拾遺125」...
View Article遠野不思議 第八百七話「ハクセキレイ(白鶺鴒)」
遠野で見かける事の出来るセキレイは、時田克夫「遠野の野鳥」によれば、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの三種となるよう。他地域では稀に渡り鳥の中に、違うセキレイも飛んでくるようだ。セキレイで有名なのは伊達正宗の花押がセキレイである事。その花押は、白い紙に黒い墨で書かれている為、恐らく白黒のハクセキレイかセグロセキレイを表しているのだと思う。...
View Article久々に高清水展望台から
どうにか高清水の展望台までは行けるようになった。この展望台から見る、久々の遠野景色だった。 駐車場も、問題無く車を停める事が出来る。 草原では、ツグミが群れなして遊んでいた。あと1週間以内には、貞任荒原も、荒川高原も行けるかもしれない。
View Article「遠野物語50(カツコ花)」
死助の山にカッコ花あり。遠野郷にても珍しと云ふ花なり。五月閑古鳥の啼く頃、女や子ども之を採りに山へ行く。酢の中に漬けて置けば紫色になる。酸漿の実のやうに吹きて遊ぶなり。此花を採ることは若き者の最も大なる遊楽なり。 「遠野物語50」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
View Article遠野不思議 第八百九話「南部守行の墓」
何故か、ずっとこの南部守行の墓へは足を向けていなかった。この墓が真実なのかどうかという真贋も含めて興味が無かったのが正直なところだった。取り敢えず初めて来てみた。 南部...
View Article「遠野物語35(走る女)」
佐々木氏の祖父の弟、白望に茸を採りに行きて宿りし夜、谷を隔てたるあなたの大なる森林の前を横ぎりて、女の走り行くを見たり。中空を走るやうに思はれたり。待てちやァと二声ばかり呼ばりたるを聞けりとぞ。 「遠野物語35」...
View Article火病薬(宗像氏の秘薬&秘術)
最近飽きる程に韓国のニュースが続いているが、そのニュースの中で韓国人の大袈裟で衝動的な行動を見て思うのは、有名な「火病」というものだった。...
View Article遠野不思議 第八百十話「カワラヒワ(河原鶸)」
小さな鳥で、名前をカワラヒワという。なんとなくしまりの無い名前で、思わずハワイアンの曲で「カイマナヒラ」を思い出してしまった。名前からすると「河原」に多くいるのだろうか?確かに画像のカワラヒワは河原近くで発見し、撮影してみた。...
View Articleはやち病(厄病と厄神)
古代の病に「はやち病」というのがある。はやち病は、激しい咳などが止まらない病だという。「はやち」とは「疾風」の古語であり、猛烈な咳の症状が出る事を「はやち病」という。その「はやち病」への処方箋が「桑原薬」に掲載されている。...
View Article月と桜(遠野桜開花宣言)
昨日、駅前の桜の花が開き始めた。今朝の暗いうちは、まだ花開く一歩手前。 それにしても、今朝の月は綺麗だった。 本当は、右下に輝く金星とセットで輝いていたのが印象的だった。その金星は撮影せず。 指輪には短いが、まるで空に浮かんだ指輪の様に見えた月。 そして夕方の、駅前の桜。夕陽を浴びて、際立つ桜。逆光であった為、ハイキー仕上げにした。
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