UFO発見!?
夜の9時前頃に、再び中秋の名月を撮影していた。途中から空には雲が広がって月が見えなかったが、この9時前くらいからやっと月が姿を見せたり、隠れたりの繰り返しをしていた。その撮影した画像をチェックしていたら、月の左上の雲の上に、何やら赤い光と青っぽい光を放つ人工物らしきが写っている。続けて撮影した画像は、先の画像の4秒後となる。その奇妙な人工物らしきが右方向に移動しているのがわかる。写っていたのは、この...
View Article水の流れと共に生きる
お盆の頃に大雨が降り、そしてその後に台風に直撃された岩手県。遠野も土淵方面で、多大な被害があった。大雨によって土砂と共に草木が倒され流されたのだが、それでもしぶとく生きている草木はある。人間に踏まれても、土砂を浴びても、日照り続きでもしぶとく生きる草木を雑草ともいう。その雑草の逞しさを「草魂」として座右の銘にしたのが、元・近鉄バッファローズのエースだった鈴木啓示だった。...
View Article小童の魂
画像は"死後人形"。どういう人形かというと、子供が幼くして死んだ後に、その魂の器として祀るもののようである。人形は元々そういう器として考えられたものでもあった。古くは、土偶や埴輪も似た様なものであろう。また人形は、他人に呪いをかけるための呪詛の道具、そして人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる依代でもあった。日本の信仰の原点には、穢祓があった。いかに厄災を祓うかを考えられた中に、樹木や人形が人間の身...
View Article妖怪すねこすり
ウィキペディアによれば、「すねこすり」とは、岡山県に伝わる妖怪の一種であると。人間の歩きを邪魔するとされる。」と書いている。その正体は、犬とも猫とも、また別の生き物ともされている。ただ"人間の歩きを邪魔する"というと、よく犬が人間にすり寄って歩く場合邪魔になるので、そのイメージもあるが、猫も人間に付いて歩かないものの、人間の歩きを邪魔にする場合が多々ある。岡山というと、以前何度か泊った事のある化野燐...
View Article夜の情景
遠野の夜の情景は、街中に居ると平凡な夜を過ごしているように思えるが、遠野の街を外れると、かなり劇的で美しい夜を、幾度となく迎えている。同じ遠野でも、それを見る場所によって変わるものである。雲海が発生すると、太陽光は遮られ、遠野の街ではまだ夜が続くが、その雲海の上ではすでに朝が訪れている。 荒川高原に目を向けると、そこは遠野で一番天空に近いかのように、放牧された馬たちがあたかも空の住人かのよう。...
View Article月の昇りと鹿
荒川高原に、月が昇る。その昇る月を、不思議そうに見つめる鹿達が居た。 馬がいなくなった荒川高原は現在、鹿の牧場になっているかのよう。 太陽と月が遠野で一番近く感じる荒川高原を、安らぎの地としているかのような鹿の群れ。 月が昇り、太陽が沈むと、月の色はぐっと濃くなっていく。そのアクセントに鹿がいるが、鹿もまた月に馴染んでいるかのよう。
View Article満月の日の馬たち
陽が沈んだ頃、次には満月が昇ってくる17時過ぎに荒川高原にいた。昨日は、月と鹿を撮影したので、今日は月と馬にする予定だった。道路の下から上を見ると、オシラサマの様に並んだ馬がいた。 カメラをセッティングしていると、馬たちがしきりに、こちらを気にしている様。陽が完全に沈むと、辺りはかなり暗くなった。 もう真っ暗になった頃に、ようやく東の空が明るくなってきた。...
View Article遠野の妖怪アイコン・フェスティバル(町を妖怪でいっぺにするべし)
朝の時間帯、知らない間に、このチラシが置かれていた。どうやら、こういうイベントがあるらしい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 遠野妖怪アイコン展示会 会場 一日市 ちょボラ 日時 10月19日(水)~23日(日) 9:00~18:00 (但 最終日 23日は9:00~12:00) 最終日トークイベントを開催...
View Article幽霊と神様
何となく、妙な漫画を買って読んでみた。漫画家と、自称霊能力者が登場して事故物件を見て回る話なのだけど、自称霊能力者にかかれば、いろいろなところに沢山の霊が現れるもよう。読んでいて感じたのは、幽霊と神様の違いとはなんぞや?という事だった。...
View Article早池峯神社境内の紅葉
今日の午後から雨が降るようなので、晴れ間が広まった午前中に、時間を見つけて早池峯神社の紅葉を見に行った。境内は、基本的に常緑樹がメインなので、紅葉はそれを囲む形で目に付く。 しかし、その周辺の紅葉が、かなり鮮やかで目が魅かれてしまう。そして相変わらず、境内には誰もいなかった…。
View Article黄葉
紅葉という漢字は、「くれないのは」と書いて「こうよう」とも「もみじ」とも読む。しかし「万葉集」には「紅葉」よりも「黄葉」と記されている場合が多い。つまり「紅葉」よりも「黄葉」の方が古い表記であったようだ。調べると一番古くは古代中国の「礼記」の月令に「是の月や、草木黄落す。」というのが初見らしい。その後に前漢の武帝が「秋風辞」にて「秋風起り白雲飛ぶ、草木黄落雁南に帰る」と詠んだ事が、それ以降秋の色付き...
View Article遠野不思議 第八百五十話「座敷童子神社」
正しくは、神社では無い。ところが「月刊ムー」などで、座敷童子神社として宣伝されているらしい。事の発端は、大出小・中学校が廃校になってからとの事。学校内を整理している時に、画像中央の子供の人形が見つかったそうな。この人形を見て自分の正直な感想は、どこにでもありそうな人形で、霊的な感じはしなかった。...
View Articleまた早池峯神社
観光客を連れて、再び早池峯神社へと行ってきた。これで5日間に3度行った事になるのだろうか?参拝しようとして気になったのは、本殿内部にストーブがつけられていたという事。参拝後、境内を掃除しているお婆ちゃんに、今日は何があるのかと尋ねた。聞くと、今日は附馬牛小学校の子供達が歴史の勉強に来るのだそうな。 「今日は寒かったね!」...
View Article河童と傀儡と瀬織津比咩(其の七)
川の童で、河童。座敷の童で、座敷ワラシ。この物の怪の様な"童達"は、微妙にイメージを変えてあらゆるところに出没する。例えば「遠野物語拾遺63」では、華厳院に火事が起こった時、二人の童子が火消ししていたのは、二寸ばかりの小さな大日如来と不動明王像であったのかもしれないとされている。それかもしかして、不動明王の眷属である、矜羯羅童子と制多迦童子であったか、とも。...
View Article希望者多し、早池峯神社
やはりというか、早池峯神社まで行く事のできるバスが無くなってしまい、どうやって早池峯神社まで行こうかと思案にくれている人達が、たまに自分の営む民宿に泊まりに来てくれる。早池峯神社へは最近、座敷ワラシ関連で行きたい人達が増えている。平成当初ではそうでもなかった早池峯神社の座敷ワラシ祈願祭が、かなり広まったと云う事だろう。 座敷ワラシが覗いていたと云われる、樹齢千年を超える杉の大木。...
View Article新釈・六角牛の語源(六角氏と六角牛)
たまたま佐賀県を調べていたら、六角川というのがあった。その六角川に牛津川が合流して、有明海に注ぐという。六角と牛を重ねれば、"六角牛"になる?と妙に気になり、その水源を調べてみると神六山が水源であった。なんかそのまま"六角牛"という名前が出来そうな組み合わせと思った。そこで佐賀県のその地域を調べてみると、やはりというか佐々木系六角氏が移り住んでおり、その六角氏の名前が河川名になったようだ。...
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