$ 0 0 遠野市新町の常福寺に、愛宕延命地蔵尊と呼ばれる像が、鎮座している。これは案内板を読むと、初めは享保二年(1717年)に、小友金山全盛時代に豪商両川覚兵衛が愛宕神社へ奉納し、明治時代になり神仏分離となってから、常福寺に納められたと記している。補足すれば、制作は京都の仏師に頼み、海路はるばる釜石まで運ばれてから、遠野に持ち込まれたと云う。両川覚兵衛は別に、愛宕神社の石段も寄進している。