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『まよひが異聞譚』https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496427567289
ツイッターで、たまたま遭遇した漫画があった。それが「まよひが異聞譚」という、遠野のマヨヒガの物語だ。
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その「まよひが異聞譚」のラストシーンに、迷い家に連れて行かれた孫娘を助けた祖父母が孫娘に渡したのが、木蓮の花が咲いている一本の枝だった。何故に作者が木蓮を渡す設定にしたのかはわからない。ただマヨヒガの地と思われる白望山の麓に、一本の木蓮がある。それを昨日、見に行って見た。
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白望山を背後に花を咲かせている木蓮。白望山の麓をどう見て回っても恐らく木蓮は、この一本しかないのではなかろうか。さすがに花のピークは過ぎてはいたが、未だに遠目からでも目立つ木蓮である。
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夜に撮影すると、白望山をバックにひときわ映える木蓮。このマヨヒガの地に一本だけ生える木蓮を「まよひが異聞譚」の作者は知っていたのだろうか?漫画では、迷い家に戻った印として木蓮の花を孫娘に渡しているが、白望山の麓に咲く実際の木蓮もまた迷い家とを繋げるものなのだろうか。