
松崎に鎮座する、伊豆権現神社。詳細は、わからない。

棟札には明和七年(1770年)とあるが、どうみても新しい棟札なので、再現したものだろう。

恐らく、一緒に祀られていた神像や仏像が炭化している為、火災によって燃えた時期の再現だろうか?
祭神は、どうも三島溝咋耳命らしく、溝は農業用水路を意味し、その溝を構成する杭も大切であり、耳は古代では「長」を意味する為に、この松崎地域に末永い(長い)用水路を期待して建立された神社であったか。

ただ、神社の背後には、真っ白になった早池峯山が聳えていた。遠野の伊豆神社の殆どは、早池峯と関連する為、まったく関係無いとも言い切れないのかもしれない。