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Channel: 不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-
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遠野不思議 第九百五話「小椋鳥(コムクドリ)」

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最近、毎朝「ピチュピチュ、ギーギー」と鳴く鳥がいる。その鳥は、どうやら近所の空き家に巣食ったみたいだ。写真を撮影し調べてみると、どうやらコムクドリみたいだ。
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昭和58年遠野市博物館発刊の「遠野の野鳥」にもコムクドリは紹介されているが、昭和48年頃はあちこちで見る事が出来たが、最近数が少なくなってきたと記されている。今はそれから約40年は経つのだが、コムクドリは今ではどれだけいるのだろうか?
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「野鳥図鑑670」によればコムクドリは「夏鳥に属す。春秋には日本各地の低地を通過する。ムクドリの群れに入る事がある。」とは記されているが、通過するとはどういう意味だろうか?どこかに居つく事は無いという意味なのだろうか?ただ留まる鳥であるムクドリの群れに入ると記されているので、一時は棲み付くという意味か?なんともよくわからない。しかし、野鳥を知るとはかなり大変な事のように感じる。野鳥の個体によって模様の位置などが違うと、素人目には『あれ?』と自信が無くなってしまう。とにかく、この自分のブログは一つの記録であり、自分の日記のようなものであるので、この様に簡単な紹介だけで終わる場合もある。ただネットでコムクドリを調べてみると、北日本だけでしか繁殖がなされていないようで、やはり「遠野の野鳥」にも書かれていたように昔から減少傾向の野鳥の様である。

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