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宇南大権現(虚空菩薩)を祀る。創建は不明ながら、延宝九年(1681)九月五日の棟札がある事から、それ以前には既にあったようである。現在は田圃に囲まれている社ではあるが、17世紀の頃はどうだったのか。その当時に田圃が無かったとしたならば、溢れる川の水神として祀っていたものだろうか。境内には、七基の石碑が建てられている。九月の第一日曜日を例祭日として神事があり、しし踊りを奉納している。どうやら明治時代に岩龍神社に合祀されたので、その遥拝所としての立ち位置らしい。その為か、岩龍神社に向けて建てられている。